塩水噴霧試験
塩水噴霧試験
塩水噴霧試験は、金属材料や塗装皮膜、めっきなどの表面処理を施した部品などの耐食性評価に広く用いられ
ます。試験槽内に腐食性が強い海塩粒子存在下環境を作り、一定期間暴露した材料 (表面処理剤含む)の
耐食性評価を実施します。
大商ではJIS Z2371規格に対応した中性塩水噴霧試験を行っています。
中性の塩化ナトリウム溶液(5%濃度)を噴霧し、腐食を促進させて耐食性を評価します。
【試験手順】
①試料を斜めに立てかけ装置内に置きます。(試料の置き方はお客様とのご相談で対応可能です)
②噴射ノズルから霧状の塩水を、試料に対して均一に噴射します。
③処理後、試料に付着した塩を水で洗い流します。
④腐食の評価に供します。
- 評価方法:
- 目視、レイティングナンバ法、またはXカット法による外観観察などにより腐食の判定を行います。